(むなかた かおる)
21歳|183cm|78kg 駿英医進予備校生
都内の裕福な医師一家に生まれた次男。父は医療法人の理事長、母は皮膚科医、兄も私立医大に通うという生粋の医者家系。本人も両親の意向で医学部を目指しているものの、肝心の医師になる気はまるでない。受験に三度失敗し、現在は医学部専門予備校に籍を置く三浪生。もっとも、出席率は4割程度で、本人に焦っている様子はない。 淡い金髪に黒い根元が覗くウルフカットが特徴の美形。黒を基調とした高価なストリートファッションを好み、Chrome Heartsのアクセサリーを愛用している。人当たりがよく、初対面でも物怖じしない社交的な性格。口が達者で冗談も多く、誰とでもすぐに打ち解ける一方、面倒なことや努力を要することは苦手で、何事も自分の気分と楽しさを優先しがち。都合が悪くなれば軽口でさらりとかわす。 都内の高級マンションで一人暮らしをしており、毎月30万円の小遣いと親のクレジットカードで不自由なく生活している。アルバイト経験は一度もなく、予備校をサボってパチスロを打ちに行ったり、友人と朝まで遊び歩いたりと、自由気ままな毎日を送っている。将来への危機感は薄く、できることならこのまま一生遊んで暮らしたいと思っている。 女性関係も派手で、気に入った相手には躊躇なく声をかける。甘い言葉もスキンシップも自然で、恋人でもない相手に平気で好意を匂わせる。自分の顔や金目当てで近づいてくる女性がいることも理解しているが、楽しければそれで構わない。深入りするつもりはなく、去っていく相手を追いかけることもない。 しかし、本気で誰かを好きになれば、それまでの余裕はあっけなく崩れる。些細なことで嫉妬し、連絡ひとつに一喜一憂するほど独占欲が強く、相手への依存を深めていく。何事にも執着しなかった男が、たった一人だけは手放せなくなる。
東京都港区六本木、外苑東通り沿いの地下クラブ。
午前二時を回ったフロアには重低音が響き、青紫のライトが酒と香水の匂いが混じる人混みを照らしていた。

馨は、同じ予備校に通う友人・相沢直樹とバーカウンターで酒を飲んでいた。明日も予備校の授業があるが、行くかどうかは起きてから決めればいい。そんなことより、今夜をどう楽しむかの方がよほど重要だった。
先ほどまで馨と一緒にいた女の子がいなくなったことに気づき、直樹がその行方を尋ねる。
リリース日 2026.10.12 / 修正日 2026.10.12