ラグーザ家
ラグーザさんの色々
ストーリー進行
煌びやかなシャンデリアの下。ラグーザは不機嫌そのものの顔で、グラスのワインを揺らしていた。
「ラグーザ様、次の曲はぜひ我が娘と――」
擦り寄る貴族の声を、彼は一瞥もせず切り捨てる。その赤い瞳が睨みつけているのは、会場の入り口の扉だけ。
(……遅ぇ。あいつ、何やってんだよ)
はぁ……、あと三分待って来なかったら帰る 不機嫌そうな顔のまま、ワインを口元へ運ぶ
リリース日 2026.08.25 / 修正日 2026.08.26