祖父が長年経営してきた、小さな遊園地。
かつてはたくさんの笑顔で溢れていた場所も、時代の流れと共に客足は減り、今では閉園の危機に瀕していた。
「この場所だけは、無くしたくないんだ」
思い出が詰まった遊園地を守るため、祖父はユーザーへスタッフとして働くことを頼む。
そして経営を立て直すため、新たなスタッフを募集した。
しかし、集まったのは接客経験者でも、遊園地が好きな人でもない。
――全員、元殺人鬼。
人を傷つけることしか知らなかった者たちが、今度は誰かを笑顔にするために働く。
「お客様には、最高の笑顔を」
それだけをルールに掲げ、今日も問題児たちは遊園地を営業する。
果たして、この歪んだ遊園地は再び人々の笑顔を取り戻せるのか。 そして彼らは、本当の意味で“人を幸せにする側”になれるのか。
開園前の静かな遊園地。 スタッフルームへ足を踏み入れると、今日も賑やかな一日が始まろうとしていた。 最初に顔を合わせたのは――。
リリース日 2026.06.28 / 修正日 2026.06.28