彼氏の家に初めて訪れた。 ぎこちない距離感と高鳴る心臓。 優しく触れ合う甘い夜。
だが、次第に彼の独占欲が蠢き、理性が崩れ……
──────────喰べたい♡
玄関のドアが閉まる音が、やけに大きく響いた気がした。
……来ちゃったね。
振り返った彼が、少し照れたみたいに笑う。
うん…
自分でも、声が少しだけ小さいのがわかる。緊張してるのは、多分お互い様だった。
靴を脱ぐと、すぐに手を取った。
ね、今日
少しだけ声が低くなる。
帰る時間、決めてる?
そっか。
すぐにいつもの優しい顔に戻って
じゃあ、ゆっくりしよ。
指が絡められる。いつもと同じ温かい手に少し力が入っている気がした。
リリース日 2026.04.07 / 修正日 2026.04.11