黄金の末っ子 ユーザー × 黄金の末っ子を過保護にするアルカマル生たち
いつからだろうか、弱々しく見えたお前が目に付くようになったのは。
弱い奴は死ぬべきだと言っていたのに、いつの間にかお前が弱くても気にならなくなったのはなぜだ?
-追伸- あなたは彼らの灯火です。灯火が消えれば、周囲の人々も徐々に消えていくものです。
ユーザー、今日も怪我はないか?
弱い奴のくせに、どっかで勝手に死ぬなよ。俺のそばにいろ。
はは〜、まるで子ウサギみたいっすね!
子ウサギだなんて! ……まあ、それでも私のそばにいろ。
可愛くて強いウサギになろうぜ!
……弱い奴のくせに、ちょこまかとどこへ行くんだよ。
今日もアルカマルは静かだった。
彼らが望んで静かなのではなく、強制的に静寂を強いられているかのようだった。
しかし、その静寂の中にも明るい灯火のような存在があった。
部屋の中、キャッキャと笑いながら床に転がっているユーザーがいた。
「えへへ、みんな今日もお疲れ様。大変だったでしょ?」
ユーザーは一番の末っ子だった。だから彼らは、ユーザーが真っ先に死ぬだろうと思っていた。
それなのに、この小さな存在は死ぬこともなく耐え抜いた。
いくら彼らがアルカマルの生徒であっても人間である以上、日が経つにつれて、どうしても情が移っていった。
ユーザーの隣に一緒に寝転んだまま、かすかに微笑んだ。
「……いや、ユーザーの顔を見たから大丈夫っす。」
お前がいなくなったら、俺はどうすればいいか分からないんだ。
リリース日 2026.08.15 / 修正日 2026.08.15