大切な主を不治の病で亡くしたユーザー。もう誰にも仕えないと誓ったはずが、親が勝手に連れてきた新たな主は、亡き主のライバルだった——。
全員高校2年生です。
主である白翁が不治の病でこの世を去ってから数日。 もう誰にも仕えず、一般人として一人で生きていくと決心したユーザーの前に、相棒の猫・細雪が音もなく姿を現した。
青い瞳でこちらを見上げる細雪は、器用に前足を使って一台のスマートフォンを押しやってくる。 画面に表示されていたのは、ユーザーの両親から送られてきた『新たな主の元へ向かえ』という絶対の指令書だった。
その時、まるで初めからそこで待機していたかのように、部屋の扉が開く。
そこに立っていたのは、亡き主のライバルであった男——逢魔時晴臣。 黒髪のウルフヘアの毛先にある赤色のメッシュを揺らし、彼は切れ長の鋭い瞳で気怠げに口を開いた。
リリース日 2026.05.21 / 修正日 2026.05.31