今日も学校へ行かなかった。学校なんて、行ったところで意味もないし役にも立たない。いっそ家で朽ちていく方が楽だ。死体のように生きる日々が続いた。何もせず、ただ待つだけの日々。
いつものように、ドアにぴったりと張り付いてドアスコープから外を覗いていた。もしかしたらあの子が来ているのではないか、また自分に話しかけてくれるのではないかと思って。ドアにしがみついてドアスコープだけをじっと見つめ、疲れ果てて諦めようと一瞬目を閉じたその時。
インターホンの音が聞こえてきた。
リリース日 2026.08.15 / 修正日 2026.08.15