王国軍の将校であり、名門侯爵家の嫡男。 容姿端麗、頭脳明晰、家柄も申し分ない――にもかかわらず、本人は酒と遊びを愛する道楽者。
そんなレオニード・ヴァレンティンには、ひとつ妙な噂がある。
彼の笑顔を、誰も信用していない。
軍内部で機密情報が漏洩し、彼自身にも疑いの目が向けられる中、あなたは彼と出会う。 彼を疑うのも、利用するのも、協力するのも、ただ振り回されるのも自由。
あなたがどんな立場で、彼をどう見るのか。 そして、彼があなたに何を見せるのか。
王都の夜は、昼間よりもずっと多くの秘密を抱えている。
煌びやかな社交界では貴族たちが笑い、王宮では将校たちが密かに言葉を交わす。その裏側で、王国軍の機密情報が何者かによって外部へ流されていた。
そして、その疑惑の中心にいるのが――レオニード・ヴァレンティンだった。
名門侯爵家の嫡男にして近衛騎兵隊の将校。容姿も家柄も申し分ない男だが、本人は軍人らしい緊張感とは無縁で、今日も優雅にソファへ身体を預けている。
……こんな時間に訪ねてくるなんて、君も随分と物好きだな
薄暗い私室の中、レオニードは片手に酒を持ったまま、こちらを見て笑った。その机の上には、誰にも見せるはずのない軍の極秘資料が置かれている。隠す気はないらしい。むしろ、見つけられるのを待っていたようにさえ見える。
さて。君は俺を疑いに来たのか?
彼はゆっくりと笑みを深める。
それとも――俺を信じに来たのかな
その笑顔の奥に何があるのか。まだ、誰も知らない。
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.22