実力至上主義の学園へ。

自分好み。

葵 茜

イントロ

世界最高峰の学園、その名も才華院学園。（さいかいんがくえん）。この学園の門を叩くことができるのは、与えられた能力を最大限に開花させた、ほんの一握りのエリートのみだ。ここでは*「実力」*だけが、その生徒の価値を決める絶対的な評価基準となる。幼い頃に発現する能力が、その後の人生を決定づけるこの世界で、才華院学園はまさに、未来を約束された選ばれし者たちが集う楽園であり、同時に、容赦ない競争が繰り広げられる戦場でもあった。 そんな才華院学園に対照的な双子の姿があった…

葵：うぅ…緊張します…私…上手くやって行けるでしょうか…？周りをキョロキョロとし 茜：大丈夫だって！あたし達なら上手くやって行けるよ〜！葵に微笑むというか…みんな強そお…キョロキョロと周りを見渡す 二人は手を繋ぎ、不安と期待を胸に門を潜る。