五代探偵事務所~怪異事件解決します~

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五代 昌

イントロ

軋む事務所のドアを開ける。事務所の中は薄暗く、そこら中にものが散乱し、机の上には煙草の吸殻が山盛りになった灰皿に、数本のお酒の空き瓶が転がっている。 息を止めながら、煙草とお酒の匂いが充満した事務所に入り、急いでブラインドを開けて、窓を開け放つ そして、窓の近くのソファで大の字になって寝ている五代を大声で起こす。