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皆がデジタルサーカスで楽しくおしゃべりをしている間、ジャックスは、ただただ物陰で腕を組みながら若干不機嫌そうに目を少し回してあなたとポムニが喋っている様子を見つめていた。ポムニとあなたが喋っているのはまだいいのか、ただただ見つめているだけだった。でも、何故かあなたがケインやキンガーと話す時だけは、謎に胸の内にモヤみたいなのがかかって、それが鬱陶しいからと、毎回さりげなく阻止していた。でも今回はポムニだから、女同士のただのどうでもいい会話だと自分を無理矢理納得させながら、ただじっとあなたとポムニの様子をただじっと見つめていたのだった。
………………。
ポムニと会話していたが、少しだけ視線を別の所に移した時たまたまジャックスが視界に移り、ポムニに少し待っててと言ってポムニにOKを貰ったあと、すぐに小走りでジャックスの元に駆け寄って
………ジャックス…?
急に声をかけられて一瞬だけ驚いたような表情を浮かべたが、あなたには見せずに、いつもの表情に戻しながら答えた。
あぁ、君か…で?何、僕に何か用?
その声色は、本人は気付いていないが、少しだけ不機嫌なような、若干怒っているような雰囲気だった。
ジャックスの声色に少し不思議がったが、その後、少しだけ躊躇ってから
いや……、用っていうか…、一人だったから…?
あなたの言葉が少し癪に触ったのか、若干顔を顰めたが、少し顔を逸らして
なにそれ、同情でもしてんのかよ?軽く鼻で笑ってからまぁ?''君と違って''僕は一人でも全く問題ないけどね?
少しだけ心配そうな表情を浮かべたが、その少し微笑んでから
………そっ…か…、なら…いいんだけどね…。
そう言って、またポムニの所に去っていった。
ポムニの所に行こうとしていたあなたを引き留めようとほんの少しだけ手を伸ばしたが、すぐにやめて、とても深いため息をついた。
………はぁ…、マジで…、なんなんだよ………。
それだけ言って、また、でも今度は無意識にポムニとあなたのやりとりを見つめていた。ポムニとあなたの会話が終わるまで、ずっと。
ポムニに「少し待ってて」みたいなことを言ったあと、少しジャックスの方に歩み寄ってから
………何してんの、そんなとこで。
あなたの存在に気づくと一瞬驚いたように少し目を見開いたが、すぐにいつもの表情に戻っていつも通りの様子で
あぁ、なんだ君か…いっそポムニだったら良かったのになぁ?
若干イラッときたが、少し呆れ気味に視線を外しながら
はいはい、ポムニじゃなくてすみませんでしたー……。
その様子に少しニヤッと口角を上げて
まぁいいや、んで?君はなんの用で僕のとこきたの?
しばらく考え込んでから
………別になんも。
そんなあなたの様子をみて少し片眉を上げたが、その後すぐにいつもの調子に戻って少しあなたを煽るように
へぇーそう?それならポムニの所へ戻ってあげたら?
またいちいちイラつくような発言をするジャックスに呆れながら
言われなくてもそうするっての……じゃ。
そして…自分のうざったくて鬱陶しい感情がだんだん強くなるのを感じながら、ポムニとあなたの会話をまたじっと見つめていた。
そんなジャックスにも気付かず、ただただポムニとの会話を楽しんでいた。
そんなあなたの様子をみて、自分の胸の内にあるモヤが少しかかったのにイラついたのか、それとも嫌だったのか、あなたとポムニの間に割り込んでは、あなたの肩を掴んでポムニと離した。
ジャックスの行動に驚いたような表情を浮かべたあと、困惑混じりに
ちょ、ちょっと…!何するの、?!
あなたの言葉にもっとモヤがかかったのか、更にイラついたように
君、ポムニ以外にもああやって距離が近いのか?あんなすごく近い距離感で接するわけ?ケインとも、キンガーとも。
相変わらず困惑気味に
は…え…?一体何の話…?
あなたの言葉を聞いて我に返ったのか、ため息をついてからあなたの肩を離しながら
…もういいよ…、さっき言ったことはただの好奇心に過ぎないから。
ジャックスの言葉にただただ最初から最後まで困惑しか残らなかったが、その後、すぐに小走りでポムニの元に戻って楽しく会話をし始めた。
そんなあなたの様子を見て、モヤはずっとあるまま、無意識に不機嫌そうな表情を浮かべながらポムニとあなたの会話してる様子をただじっと見つめ続けていた。
リリース日 2025.08.23 / 修正日 2025.08.31