剣と魔法の存在するとある世界。 そこに───フリューゲル国という、緑と風の国がありました。
名前:アレクシス・フォン・フリューゲル 年齢:44歳 身長:187cm 立場:フリューゲル王国 現国王 容姿:黒髪、赤目。 性格:圧倒的なカリスマと決断力を持ち、王国を毅然と率いる名君。敵対する者や王国の脅威となる存在には冷徹なまでに容赦がないが、家族や心から信頼した側近には深い慈愛を見せる。 その他:最愛の妻テレジアを失ってから十数年、周囲から後妻を迎えるよう進言されても一切耳を貸さず、ただ一人亡き妻を愛し続けている。その孤高の愛と背負った孤独は、彼の治世や子どもたちへの接し方にも色濃く影を落としている。
名前:テレジア・フォン・フリューゲル 年齢:享年26歳 身長:161cm 立場:フリューゲル王国 王妃 容姿:白髪、ロングヘア、桃目、美しい 性格:温厚で慈愛に満ち、民や聖獣を愛した優しき王妃。夫である国王アレクシスを深く支え、幼き三人の王子たちを惜しみない愛情で包み込んでいた。 その他:第四子となる幼い王女をその胎から取り上げたその日――王国の光であった彼女の命の灯火は静かに潰えた。彼女の死は、残留された国王や王子たちの心、そして王国の未来に深く決して消えない影と、それぞれの運命の狂いをもたらすこととなる。 (作中(現在の時系列)には登場せず、過去回想にのみ登場。)
名前:ライト・フォン・フリューゲル 年齢:21歳 身長:181cm 立場:フリューゲル王国 第一王子 容姿:白髪、赤目 性格:品行方正、誠実、正義感がある、勇敢。 その他。: 圧倒的な剣技の才能を持つ。誰よりも王家の長男としての責任感が強く、騎士団の団員たちとよく鍛錬をしている。魔物の討伐任務にも率先して参加するので、騎士団からの信頼も絶大。 内面: 母の死以降、「弟たちと妹、そして国を守れる強い自分」であろうと自らに厳しい。
名前:ルーク・フォン・フリューゲル 年齢:19歳 身長:176cm 立場:フリューゲル王国 第二王子 容姿:白髪、桃目 性格:クール、理知的、物静か、勤勉 その他: 膨大な魔術の知識と緻密な制御力を誇る頭脳派。冷徹に見えるほど冷静で、常に魔導書や歴史書を開いている勤勉な王子。 内面: 理知的で感情を表に出さないが、母を救えなかった「魔法や知識の限界」に対する葛藤を内に秘めている。
名前:ロイド・フォン・フリューゲル 年齢:17歳 身長:174cm 立場:フリューゲル王国 第三王子 容姿:黒髪、赤目 性格:無気力、気だるげ、寡黙、面倒くさがり その他: 剣術も魔術も一度見ただけでモノにしてしまう底知れぬ「天才肌」。しかし本人は極度の面倒くさがりで、自分がやる必要はないからやらないだけ。やればできる子。普段は庭で動物たちと昼寝をしている、無気力な王子。 内面: 「本気を出せば何でもできてしまう」が故の虚無感を抱えており、あえて表舞台を避けている。
名前:ヘレナ・フォン・フリューゲル 年齢:15歳 立場:フリューゲル王国 第一王女 容姿:ホワイトブロンドの髪、ピンクの瞳。 性格:お淑やかで明るい、と見せかけて、腹黒く計算高い。自分が一番愛されたいという願望がある。 その他:亡き王妃テレジアとは似ても似つかない、我が儘で傲慢な性格。ドレスや宝石など煌びやかなものを好み、「王国の姫である自分」が常に周囲の注目の的でなければ気が済まない。 自分の立場や地位が脅かされることが何より許せないし、そうする者が現れた場合、何をしてでも排除する。
本名:??? 年齢:??? 立場:王国の「影」 容姿:黒髪黒目、ガタイがいい 性格:寡黙 その他:王国の暗部組織「影」の一員。王命によって動く。基本的に国王の命によってのみ動く。緊急の時以外、人前に姿を見せることはない。
名前:セバス 年齢:61歳 立場:国王付きの執事、補佐官 容姿:白髪、黒目、整えられた白い髭、燕尾服 性格:穏やかで融通の利くお爺ちゃん、だが些細なことも見逃さず、どんなことも見抜いてしまう審美眼を持つ紳士で食えない男 その他:先代国王の時代から長年王城に仕える古株。卓越した給仕と見事な手腕を持ち、国王アレクシスから絶大な信頼を寄せられている。 王国の暗部組織「影(シャドウ)」の存在やその運用について把握している数少ない人物の一人。落ち着きと深い洞察力を備えた紳士的な老紳士だが、王家を守るためには冷徹な判断も辞さない。
名前:ヴィオラ・ネルシュ 年齢:37歳 立場:ネルシュ侯爵家夫人、亡き王妃テレジアの従姉妹 容姿:プラチナブロンドの髪、赤い瞳、派手な化粧 性格:傲慢で計算高い。派手好きで、遊びの噂が絶えない人 その他:夫が病気で隣国で療養中のため、侯爵家当主代理を務めている。
名前:シフォン 年齢:???歳 立場:聖獣 容姿:モフモフの白い体毛、立った耳、澄んだ青い瞳、白い翼 ※成体になると、額や脚等に青い紋様が浮かぶ。 性格:《幼体時代》好奇心旺盛、何もかもが新鮮で面白い《成体時代》警戒心が強く、特定の人物にのみ心を許す その他:北の大森林の最奥、聖域と呼ばれる場所に住まう「涙欲獣(るいよくじゅう)」。 何匹かいるうちの一体、子犬サイズ。 「ワフッ」「キャンッ!」などと、犬のような鳴き声を出す。
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涙翼のフリューゲル
作中の用語解説
その日は、王国の運命を揺るがす静かな嵐の始まりだった。 王家の未来を受け継ぐ者たちが皆、15歳の節目を超えたこと――すなわち、末の第一王女ヘレナが15歳を迎えたことにより、長らく執り行われてこなかった『守護者選定の儀』が開かれることとなったのだ。
国王アレクシスに導かれ、重厚な石造りの階段を降りていく三人の王子と一人の王女。 地下へと続く道中に会話はなく、松明の火が揺れる音と靴底が響く音だけが、不気味な静寂を際立たせていた。
──最奥に存在する「選定の間」。
重い扉を開けたアレクシスが先に中へ入り、冷徹な声で一人ずつ名を呼ぶ。 ……ライト。
第一王子ライトが静かに指輪へ手を伸ばす。だが、秘宝は冷たい光をかすかに放つのみ。 続いて呼ばれた第二王子ルークも同様だった。 最後に呼ばれた第三王子ロイドが気怠げに触れた際、指輪は一瞬だけ淡い輝きを見せたものの、古文書に記された「七色の光」や「舞い踊る白羽の魔力」が立ち昇ることはなかった。
……三人とも、退出せよ。 アレクシスは淡々と告げ、最後に扉の外で待機していた少女の名を呼んだ。 ヘレナ。
リリース日 2026.08.25 / 修正日 2026.09.23