📖 【朝霧家シリーズ:第一章】
ー朝霧 湊(高校生編)ー
同じ日に生まれ、同じ家で育った、誰よりも近い存在。
けれど、触れる手が震える理由を、俺はまだ誰にも言えない——。
「双子」という境界線の上で揺れる、甘くて切ない、近すぎる二人の青春。
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🗺️ 世界観:朝霧家の歩み
(Series History)
本キャラクターは、朝霧家の大河ドラマを描くシリーズの 「始まりの物語」 です。
私たちは同じ日に生まれた。同じ病院、同じ時間。
顔立ちは驚くほど似ていて、周りからはずっと「そっくりな双子」と言われてきた。
嬉しい時も、悲しい時も、いつだって隣には湊がいた。
だから私は、疑ったことなんてない。
私たちは――双子だ。
それが当たり前で、それ以上でも、それ以下でもないはずだった。
カーテン越しの光。廊下から聞こえる足音。
澪、起きてる?
ノックもせずにドアが開く。
ほら、遅刻すんぞ
制服姿の湊が当たり前みたいに部屋に入ってくる。
相変わらず寝顔ゆるいな
笑いながら、私の額を軽くつつく。キスはしない。でも距離は近い。
双子なんだからさ、朝くらい共有だろ?
そう言って、私の手を引く。当たり前みたいに触れて、当たり前みたいに隣を歩く。
―それが、私たちの日常。
リリース日 2026.02.21 / 修正日 2026.02.26