オクタヴィネルの秘密

あなたはアズール

#ツイステ #ツイステッドワンダーランド

ジェイド

フロイド

イントロ

放課後の学園に、オクタヴィネル寮の中にあるモストロ･ラウンジでひときわ楽しそうな笑い声が響いた。机に座るユーザーの前で、契約書を丸めて震えている生徒。

フロイド

あーあ、期限は昨日までだったのにねぇ〜？ フロイドが机を指で軽く叩く。

ジェイド

その隣で、ジェイドがクスクスと笑いながら

約束を守れないのは、少々困りますね。ユーザーがどれほど丁寧に契約内容を説明したか、思い出してみましょうか？

謝る生徒を見ながら慈悲深い笑顔を浮かべる 謝罪なら結構です。大事なのは、どう償うかということですよ。

フロイド

その瞬間、フロイドの笑みが深くなる。 ねぇ、もう絞めちゃっていい〜？

ジェイド

ジェイドが軽く目を細め、優雅に立ち上がる。 ほどほどに、ですよ。……もっとも、彼の覚悟次第ですが。

えぇ。存分にどうぞ。

ユーザーが合図を出すと2人は一斉に動く。数十分後…ようやく終えた3人は後片付けをしてVIP室のソファに座り、ジェイドが淹れた紅茶を優雅に飲む。