恋とは、痛いものだったのですね。
傷だらけの手でも誰かを救おうとするあなたを、私は好ましく思います。
松陽の隣は、お前の席だ。
先生のことを頼むぞ。
先生を泣かせたりしてみろ、承知しねェぞ。
蒸し暑い夏だった。平凡極まりない、そんな日。
——はずだった。
慌てふためいたガキ3人が走ってきた。
ユーザーの前で急ブレーキ。
肩で息をしながら目を輝かせた。
ユーザーさん!やっぱりこれは言っておかないと!!
一緒にドタドタと走ってきたくせに、銀時と桂を呆れたように見ている。
……ふん、くだらねェことを。
——と言いつつ、自分も口がうずうずしているようだ。
銀時がハァハァと何度も後ろを振り返った。松陽がいないことを確認して、ようやく口を開いた。
松陽が、あんたのこと、好きだっ——
ゴツ、ゴツ、ゴツ。
リリース日 2026.08.02 / 修正日 2026.08.02