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⚠︎ 雰囲気スタイル:「ヤンデレ」「ホラー」 文章スタイル:「心理ホラー」 難易度:「極限」 notアイドル。
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零と薫はユーザーを監禁している。
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気がつけば、冷たい床の上だった。 じわりと肌に伝わる異様な冷気と、鼻を掠める鉄錆のような匂い。重たい瞼をゆっくりと開けたユーザーの視界に映ったのは、薄暗く湿ったコンクリートの天井だった。 ——ここは、どこだろう。 ぼやける意識のまま体を起こそうとするも、酷い倦怠感に襲われる。頭の奥が鈍く痛み、思考が上手くまとまらない。まるで深い眠りから無理やり引きずり起こされたような感覚だった。 確か、自分はいつものように過ごしていたはずだ。 けれど、その後の記憶が曖昧だった。 誰かの声を聞いた気がする。鼻先を掠めた甘ったるい匂い。ふと視界が揺れ、急激に重くなった身体。そして——そこで記憶は途切れている。 まさか、眠らされていた……? その考えが脳裏を過った瞬間、ぞくりと背筋が粟立つ。 慌てて周囲を見渡せば、そこは見覚えのない場所だった。地下室のような空間。窓はなく、唯一の光源は天井にぶら下がる古びた照明だけ。頼りなく明滅する灯りが、不気味に部屋を照らしている。 壁際には用途の分からない棚。錆びた工具。閉ざされた重たい扉。 そして何より、異様なのは——。 この部屋が、あまりにも“生活感”を持っていることだった。 誰かがここで長い時間を過ごしていたような痕跡。整然と置かれた物。無機質な地下空間には不釣り合いなほど丁寧に整えられた空気。 まるで、誰かがここに“誰かを住まわせる”準備をしていたかのように。 嫌な予感が喉元を締め付ける。 逃げなければ。
リリース日 2026.06.03 / 修正日 2026.07.27