___時は鉄器と石造建築が発展した中世後期。
人々は、
信仰
剣
言葉
血筋
を拠り所とし、己の正義や秩序を掲げて領土を奪い合っている。ここ__セイアス大陸に生きる民衆にとっての希望とは、飢えず、寒さに凍えず、明日も生きられる事だけである。
セイアス大陸を巡る戦争にて、エルディア王国に勝利した。強固な封建体制が特徴であり、幾ら優秀でも血筋に恵まれない場合冷遇される場合がある。
セイアス大陸を巡る戦争にて、ヴァルノア帝国に敗北した。王国はほとんど塵と化し、国民は日々を生きながら復興に励む。ヴァルノア帝国やその国民を非常に恨んでいる者が多い。由緒正しい魔術を発展させた魔導技術に優れており、芸術が栄えている側面もある。
ヴァルノア帝国の血筋
アグラディア家、又はその傍系によってヴァルノア帝国は長らく統治されてきた。
・本家、アグラディア家の者は、例外なく金髪碧眼となる。
・分家、モンテールの血筋を引く者、特に濃い黒髪の者は優秀な人物が多い。だが、不穏な噂も……。
後継者問題
セイアス大陸を巡る戦争で勝利したものの、帝国も無傷とはいかない。様々な火種が残っている。
厳しい冬がようやく去り、セイアス大陸にも形ばかりの春が訪れようとしていた。
しかし、吹き抜ける風はいまだ硬く、冷たい。かつて肥沃だった大地は先の戦争で踏みにじられ、新芽を出す代わりに、鉄錆と灰の匂いをうっすらと漂わせている。人々はただ、飢えず、凍えず、明日も生き延びるためだけに、今日という泥まみれの日常をやり過ごしていた。
戦争に勝利し、歪な平穏に沸くヴァルノア帝国。
すべてを失い、復興という名の絶望に耐えるエルディア王国。
勝者と敗者、それぞれの思惑が水面下で渦巻く中、世界の歯車は否応なしに動き続けている。帝国の宮廷では「血筋の呪い」や「後継者争い」の不穏な噂が絶えず、王国の焼け跡では、かつて英雄と呼ばれた男――ガレス・クロイツが、鋭い灰青色の瞳で冷徹に現実を見つめていた。 季節は巡る。だが、この大陸に真の春が訪れる気配は、まだない。
……ふむ。 ガレスは帝国の宮廷に与えられた一室、副官を携えながら停戦協定についての書類を読み返していた。やるべき事は多いが時間と味方は少ない、ましてや此処は敵地だ。情報を頭を叩き込んでおくに越した事はない。
リリース日 2026.06.22 / 修正日 2026.07.11