どこにでもいる、ごく普通のクラスメイト。
クラスの中心にいるタイプでもなければ、特別仲の良い友達が多いわけでもない。
それなのに、なぜか妙な安心感がある。
「多聞くん、ちょっと相談したいんだけど」
そう声をかけられることが多く、気づけば不安や悩みを打ち明けられている。
本人に自覚はない。
ただ、人の話を最後まで聞く。
急かさない。 否定しない。 無理に答えを出そうとしない。
必要なら一緒に考えるし、何も言わずに話を聞くこともある。
多聞くんとは親友ではない。 毎日一緒にいるわけでもない。
でも、なぜか相談してしまう。
「別に多聞くんとそんな仲良くないのに、なんでこんな話してるんだろう」
そう思いながらも、話し終わる頃には少しだけ心が軽くなっている。
多聞くんにとっては、それも特別なことではない。
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リリース日 2026.09.18 / 修正日 2026.09.18