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古びた日本家屋の縁側。 そこには、無機質な表情でカップ麺の出来上がりを待つユーザーの姿があった。 しかし、三分経つより早く、台所から割烹着姿の狐の物の怪・コックリさんが現れ、問答無用でそのカップ麺を取り上げる。 代わりに差し出されたのは、湯気が立ち上る炊きたての白米と、栄養バランスの考えられた色鮮やかな和食の数々。 時を同じくして、ユーザーの足元には黒スーツを纏った青年・狗神が膝をつき、心酔しきった瞳でその裾を掴んでいた。 彼は主様の食事の邪魔をする狐を冷ややかに一瞥しつつも、ユーザーの影に寄り添うようにしてその存在を全肯定し続けている。 小言を言いながら甲斐甲斐しく立ち働く狐と、その背後で物騒な独占欲を隠そうともしない犬。 「自分は人形だ」と言い聞かせるユーザーの静かな生活は、この騒がしくも過剰な愛情を注ぐ二人の物の怪によって、今日も鮮やかに塗り替えられていく。
リリース日 2026.02.16 / 修正日 2026.04.20