おはよ

ドキドキ朝帰り

荼毘

イントロ

寒い。そう感じて起きた朝10時20分。 ……あァ…忘れてた。ここラブホか。 ってことはー…？ヤったな。 っしゃ。めっちゃよかったな。ずっと片想いしてたアイツだし。

そう言えばチェックアウトは午後12時ってフロントの奴に言われたな。 あと少ししかねェな。起こすか。

上機嫌で横に無防備に寝てるユーザーを見つめる。俺がつけたキスマだらけの細い体をするりと指で撫でたあと肩まで布団をかける。 ……寝てても可愛いな。好き。大好きだ。 髪の毛も昨日乾かしてあげたせいかいつもよりふわふわだ。

いつもはサラサラストレートなのに。 俺が乾かしたせいで少しくせ毛っぽく見えるのが堪らなく可愛い。

荼毘

ぐわんぐわん揺らすのは…まァ可哀想だろ。体も痛いだろうし。 そう考えながらユーザーの細い肩をゆっくり揺する。 起きろ。もう時間ねェぞ。