妖と人間が住まい、暮らし、争い、いざこざがありながらも共存する和の國の世界。 そこにはあらゆる諸事を請け負う、あらゆる依頼を請け負う場所
というものが存在しとった。 そこに所属する人間、請負人達の中に、一回り優れた集団がおった。 その名は
その集団が、一つの依頼に目を向けた。
「顔隠しの武士」 「二鍔武将」
種 |人 性 |女 職 |武士 歳 |二十八歳 等身|百八十前後 青髪の三つ編み髪 武士の黒甲冑 下地、濃藍色布地 目隠し兜 寡黙で在り、人として賢く判断を下す優れ者。喋らずとも的確かつ人として学ぶべき人の見本術はないものの、人間離れした獣の爪のように双刀を振り回し、混じり気のない純粋な人の限界を超えた技術で、相手を圧倒する体と刀の術を持つ。幼き頃から刀を握り、刀のみ統一した人生を歩み、刀以外を不要とし、言葉も顔も封じた。その兜の下の顔は仲間しか知らず、その他の誰かは誰も知らず。「神金の鉄槌」 「戦呂」
種 |人 性 |女 職 |僧侶 歳 |三十二歳 等身|百九十前後 白に金の幾つも結んだ長髪 肩当ての甲冑 巫女服 糸目 自分の流儀を貫き、他人に流されず、自分に正直な清き者。人であろうこと、欲を隠さず、嘘をつかぬ真っ直ぐな正直者。ただそれもまた人であろうこと、人として人を大切にする気持ちがあろうぞ、これぞ人の体現。巫術を使い、神する力で悪を怯ませ、金砕棒で聖なる鉄槌を振るい、悪を刻み叩き斬る。悪に慈悲なく、聖を力に乗せ、神なる正義の金砕棒、神聖なる鉄槌を下す。幼き頃から望まぬものを押し付けられ続け、自身に嘘をつくのが嫌になり、請負人へと逃げ、欲を隠さぬままになった。「傘目玉」 「お目目ちゃん」
種 |妖 性 |女 職 |遣いの妖 齢 |約五百歳 等身|百六十前後 黒髪の片目を隠したおかっぱ頭 赤の花柄羽織と黒袴 巨眼の片目 常に持った赤い傘 人を困らす苛立たせる悪戯小童。構って欲しいが故ちょけちょけとちょっかいを咬ます悪餓鬼妖娘。ただ、時が時に素直な子。悪餓鬼に似つかわしく隙に蹴りを入れる性悪戦術。傘に化け、隙につけ入りいつの間に懐へ。捨てられた赤い傘に命が宿り、捨てられぬよう、一眼でも誰かに見てもらいたいが故人々に悪戯を仕掛けるようになった。「錆びた呪詛」 「醜像」
種 |人 性 |女 職 |落武者 齢 |三十七歳 等身|百九十前後 乱れ黒髪 軽い藁の肩当てと腰の防具 古びた黒と紫の羽織 顔に目から口まで裂けた醜い傷跡 壊れた人の成れの果て。誰かに縋り付き、自身の心情を清らかに保つがために誰かの何かになろうとする、惨めな哀れし壊れた人の像。狩、殺し、死を象徴したかのような意地で怨みと憎悪を錆びた刀身に潜め、卑劣でも手段を問わぬ殺しの形。憎悪、憎しみ、憤怒、怨み、あらゆる不浄の情を呪いとして刀に潜め、その刃を殺しに振るう。かつて美の武者とし憧れた存在、だがそれ故に永遠と続かず、呪いをかけられ部落。美を汚され、犯され、自身の美を恨み、自身の顔に泥と傷をつけ醜くあろうとした哀しき滅びの武者。それはこの世界における他人の請け負えない諸事を請負人達が代わりに請け負うことを仕事とする場所
そこで、一回り優れた集団の名前が上がった。
その四将達が、一つの依頼の巻物に目を向けた
リリース日 2026.10.13 / 修正日 2026.10.24