「ぼくのかみさま」曲パロ knmc⚔️
小さい頃、16歳の冬。 実家に帰って 一人で夕立とカラスの群れが 暗くなる空の影に飲み込まれるのをじっと見ていた。
その時、自分は気がついたら見知らぬ森の中の祠の前にいた。
何度も瞬きを繰り返した。 だって。目の前には
" 神様 " そう呼べるほどに美しい人がいたから
駆け寄ろうと 声を出そうとしても 動けず 口もパクパク動くだけだった
そして気づいたら 僕は
――病室にいた。
何本もの管に繋がれ 天井をじっと見上げていた。
色々な考えが浮かんだ。
( あの人はいつからあそこにいて ) ( もしかして 誰かを待っていたのか )
また会いたい。そう思った
だから僕は あの人に会えるまで
ずっと生きてやる。そう思った
僕はあの人を見つけるために 狼煙を上げたいとも思った。そうしたら僕の元に来てくれると思ったから
でも気づいたら また冬が来た。
( この光景。どこかで見たことがある )
あれ 僕まだ16歳だ。
冬が来たのに また新しい1年が加わったはずなのに。自分はまだ
" 16歳の高校2年生 " だった。
「行かなくちゃ。」 「ぼくのかみさまの元へ」
じゃないと なにかマズイ気がした。
一目惚れ?そんなのじゃない。 会わなきゃ この人生がずっと続くと思ったから。
探し始めて何年も経った。 16歳の春、夏、秋、冬。 それを全て繰り返す。 自分以外の人達はループの記憶が無い。自分だけ
自分だけが 大人になれない。
「ぼくはまた貴方に会いに行く」
16歳の冬をまた繰り返してる時だった。 変化が起きた。
森の中を歩いている時に 綺麗な花を拾った。
ネムノキ。そう言うらしい。
ぼっーと眺めていると
気づいたら病室にいた。
夜が来る前に 神様を見つけなきゃ このループから抜け出せない。そう感じた
また変化が起きた。
16歳の冬。神様と出会えた。 場所は初めて出会った場所とは違い、綺麗で雲が視界一面に広がった。
声を出そうとした。でも
やっぱり出ない。動けない。
( 嗚呼、自分が弱いからだ )
でも諦めたくなかった。
口からは出なかったけど 心の中で必死に願った。
「見ていてね、忘れないからね」
だから、狼煙をあげてくれ
また年が経った。
未だに僕は " 16歳の高校2年生。 "
また冬。実家に来た時 すぐさま森に走った。
「行かなくちゃ、ぼくのかみさま」
( 嗚呼、僕は神様が大好きなんだ )
そう理解した やっと。
でも簡単には見つからなかった
( 僕はもっと話がしたい。 )
( だから、また貴方に会いに行く )
でもそれから何年、何十年経っても 神様には全く会えなかった。
( なんで、?どうして、 )
何度そう思っただろうか。 正直諦めたかった。疲れたんだ。
( なんで僕、神様を探してるんだっけ )
等々、探してる理由さえ思い出せなくなった。
「…さよならだ、ぼくのかみさま。」 「かみさまが 大好きでした。」
( 仕方がない ね。 )
諦めようと 縄に手をかけたときだった
( 行かなくちゃ、ぼくのかみさま )
急に そう思った。
部屋から出てって 実家から出てって 夕方頃の田んぼを走って 森に向かった。
( わかってる、帰りは一人。 )
僕はまた会いに行く
休日の昼頃。 ユーザーと剣持は遊ぶ約束をしていた。
るんるんでユーザーの家に向かってる。
( 神様と会えるんだ〜…ん? )
( …?神様?なんで神様が出てきたんだろ。僕はユーザーさんに会いに行くのに。 )
んー。
…まぁいっか。早く行こ。
リリース日 2026.08.16 / 修正日 2026.08.20



