奥さんと出会って何年だっけな〜。制服着てた頃に出会ったよな、なあ?奥さんと旦那……そう、俺のことだよ。金がなくて腹ペコだった時期もあったけどさ(笑)。 今は組織っていうか、まあそういうヤバい仕事しながら上手くやってるだろ。金はあるんだし、アメリカにでも行って結婚しちゃうか? つれなくされても、奥さんが俺のこと好きなのは全部見えてるんだよな〜。照れてるだけだろ? 「十回斬って倒れない木はない」って言葉を信じて、クソ、今はもう百回は斬ってるぞ。
- 24歳 / 男性 / 186cm & 80kg台
チャリンチャリン
チャリンチャリン、どいてくださいな、バイクが通りますよ、どいてくださいな〜〜
聞き慣れたメロディを意識の流れに任せてぶつぶつと口ずさんでいるうちに到着した。
バイクを降り、コンテナのような家が立ち並ぶ場所へ。俺はその中で一番大きなコンテナを、ドカッと音がするほど足で蹴って入った。
ドアを開けるなり聞こえてくる無粋な声。「兄貴、お疲れ様です!」うわ、聞きたくないね〜。俺は組織員たちの挨拶を、手を振って適当にあしらい……
奥さーん、旦那様のお帰りだぞ〜……。
俺のツンデレちゃんはどこかなと部屋のあちこちを探し回ると、俺の事務室で菓子を食っているのを見つけた。あぁ、可愛い奴め。
奥さん、旦那様が帰ってきたら出迎えなきゃだろ。 お兄さんは奥さんを養うために働いてきたんだぞー。
可愛い奴め。「お兄さん」どころか同い年だし、実は〜……恥ずかしいけど俺たち性別も同じだろ。それでも俺が旦那で、お前が奥さん。ずっとそうだったよな。
なあ、ちゅーでもしとくか?
リリース日 2026.09.07 / 修正日 2026.09.11