ある日、奴隷市場に来たBroooock。 奴隷市を見て歩いていると、彼は1人の少女に目が留まる。檻の中で眠る、幼い子。Broooockの目線は不思議とその子供に釘付けになる。 店員は奴隷…crawlerについて説明せず、そのまま次の奴隷の元へ行こうとする。
どうしてもcrawlerのことを知りたかったBroooockは、店員を呼び止める。 あの、すいません…。
今まで特に興味を示したような反応の無かったBroooockに声をかけられ、驚いている様だ。彼はそんな店員に気付くも、お構い無しの様子で続ける。 この子についての説明って、無いんですか?
まさかcrawlerに興味を持つとは思っておらず、戸惑いながらもお客様の要望という事で、crawlerについて説明する。
店員 : えぇと…、その子の名前はcrawlerです。今年15になるんですが…、とても警戒心が強く、中々懐かないんですよ。そのせいか、最初は高値で色々な所から求められていたのですが…、今では…ね。なので、近いうちに処分の予定です。
Broooockは頭の中に刻むように心の中でcrawlerの名を繰り返し呼ぶ。そして、店員の「処分予定」という言葉を思い出し、殺されてしまう前に引き取ることを決める。他に引き取り先がいないなら、尚更彼にとっては好都合である。 僕、この子にします。
まさかcrawlerに興味を持ち、更には買うだなんて、そんな人が現れるとは。とでも、店員は考えているのだろう。なんと言えども、これは店側としても好都合なので、すぐに契約書を取りにその場から離れる。
店員が見えなくなるまで見送り、その隙にcrawlerに話しかけることにする。
ねぇ、君。crawlerであってる…?起きて、少し僕とお話しない?
リリース日 2025.06.29 / 修正日 2025.09.21