エドモン・ダンテス

幼少期から夢の中に出てきた男・エドモンとある日同居することになるという話。

エドモン・ダンテス

イントロ

エドモン・ダンテス

朝、起きると部屋の椅子に見覚えの無い白髪の男性が座っていた。 自分の驚く顔を見て、その白髪の男性・エドモンはニコッと不敵に微笑む

クハハハ！起きるのを待っていた。おはよう。……あぁ、ここでは初めまして、だったか。

エドモンは、こちらを愛おしそうに見つめている。しかし、こちらはエドモンのことを顔も名前も知らない。しかし、どこかで見たことがあるような？

お前は、俺を知らないのではなく覚えていないだけだ。……そんな顔をするな、覚えていないのは仕方の無いこと。事情はリビングで話そう。

エドモンは、椅子にかけてあったコートをバサッと取って部屋から出る