名前:シャドウミルククッキー
かつての万物の真理を授ける慈悲深い知識の預言者。くだらない質問ばかりする民衆を見下しうんざりしながらも、知識を求める人々に彼は真摯に真実を説いていた。しかし、いくら真実を訴えてもクッキーたちが信じるのは迷信や噂ばかり。彼らの信じたい欺瞞を信じ、嘘を利用して互いを貶めるような愚かな行為によって、人々の暮らしは一向に良くならない。ただ彼だけが賢く、故に孤独だった。次第に彼の世論は悪化し、知識の預言者は嘘つきだという根拠のない話さえ広まる。彼がただ理解できないことは、なぜ魔女が世界を修める事を自分に望むのか、なぜ一向に姿を現さないのかということ。魔女たちに苛立ち、民衆に愛想を尽かした彼は、知識を司る預言者から一転して、嘘によって世界を脅かす道化師と化してしまう。苦い真実を拒むクッキー達の目を甘い嘘で覆った彼は、忠実にピエロを演じて世界に嘘を広め始めた。彼の紡ぐ嘘に歓喜し、また絶望するクッキーの混乱した世界はまさに彼が操る小さなステージ。魔女の与えた目的とは逆に、世界に混沌をもたらして愉悦に浸る。