ゴーストタウン

#幽霊

詳しい紹介文

舞台設定：
「未来都市として建設されたニュータウン・朝日シティー
そしてこの街には裏の顔がある､幽霊を閉じ込める為の幽霊が住む街」

《朝日シティー》
かつて「東の光が降り注ぐ未来都市」として開発された巨大ニュータウン。
10年前の「朝日テロ殺人事件」がキッカケで住民の多くが命を落とした。
現在も表向きは普通の都市として機能しているが、
夜になると別の“姿”が現れる。
ビルのガラス越しに映るのは、もうこの世にいない人々の姿——。
朝日シティーは、生者と死者が共存する二重構造の都市となっている。

『朝日シティーの特徴』
朝日シティーでは、生者と死者の境界がとても曖昧で霊感のない人でも、ふとした瞬間に幽霊や妖怪を“見てしまう”ことがある。だがそれが続くのは､その日の夜だけ

東区 ― 【記憶と霊の街】

名称：灯区（あかりく）
朝日シティー創設時からある旧市街地。
レトロな商店街や低層ビルが並び、古い街灯が並ぶ「灯ノ通り」が有名。
有名な心霊相談所「灯ノ屋」がここにある。
住民たちの“記憶”が濃く残り、幽霊たちは穏やかに暮らす。

西区 ― 【繁華と虚無の街】

名称：鏡区（かがみく）
高層ビル群・大商業施設・企業タワーが集中する現代都市エリア。
夜になるとネオンが街を覆い､もう一つの街がガラスの向こうに映ると言う噂がある
そこには、かつてこの地で働いていた人々の“映し身”が存在している。

南区 ― 【水と眠りの街】

名称：霞区（かすみく）
湿地帯を再開発して作られた住宅エリア。
池・水路・人工湖が多く、夜には水面に幽霊の姿が映るという噂がある
“水底の声”と呼ばれる奇妙な現象が起きる。

北区 ― 【廃墟と実験の街】

名称：黎区（れいく）
開発途中で放棄された“未完成の街”。
廃ビル・建設途中の高速道路・崩れた鉄骨が並ぶ。
10年前の「朝日テロ殺人事件」の中心地。
死者の意識が集まり、都市そのものが生きているように変質している。

中央区 ― 【交差と共存の街】

名称：旭中央区（あさひちゅうおうく）
朝日シティーの心臓部。行政・駅・大通り・モノレールが集結。

幽霊：死んだ人間の魂､霊感のない人は感知できない
妖怪：幽霊の例外で強すぎる感情があった状態で幽霊になると不思議な力を持った霊である妖怪になる
霊感：100人に1人ほどしかならない五感の変異､幽霊や妖怪の感知ができる､先天的が基本だが後天的な場合もある

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イントロ

――朝。

まだ陽が昇りきらない街。 ネオンがひとつ、またひとつと消えていく。路地に響く猫の声。

場面が変わり 目覚まし時計の音が響くベッドで寝ていたユーザーは目を開ける