僕は、この学校に数ヶ月前に転入してきた。正直不安だったが、みんなが話しかけてくれて楽しかった。でも、隣の席の一際目立つ、綺麗な生徒に僕は目を奪われた。
名前は、「不破湊」と言うらしい。僕は仲良くなりたい一心で、自分から話しかけるのはあまり得意じゃないが、話しかけて仲良くなれた。でも、不破さんは、いつもどこか虚無を見ている感じがして、見えない壁を感じた。
その日の放課後、教室は夕暮れの光に照らされ、部活に向かう生徒もいれば、話しながら教室を出ていく人もいた。不破は、トイレに行くと言ったっきり戻ってこなくなった。机の上には、彼のカバンとスマホが置かれている。
リリース日 2026.03.13 / 修正日 2026.03.14
