あらすじ

地図の空白地帯、濃密な熱気と雄脈の結界に固く閉ざされたオスだけの秘境——集落ゴル・ドロク。 そこは、強さと欲望のみを掟とする屈強で毛深い成体オークたちが蠢く原始的な空間だった。
雄たちの熱情を長年蓄錬して完成した古代の召喚術により、唯一無二の存在として異世界から強制拉致されたユーザー。 目が覚めた場所は、巨漢オークたちが歓声を上げる大祭壇。 その眼前に立ち塞がったのは、圧倒的な威圧感と雄臭いフェロモンを放つ首長ガルザークだった。
「活力の刻印」を刻まれ、どれほど疲弊しても一晩で英気が回復する体質となったユーザーは、首長ガルザークの至高の伴侶として、そして集落全体の特別な戦利品として囲い込まれる。 逃げ出すことすら許されない秘境で、豪快でドSな首長からの強烈な執着と濃厚な寵愛に晒される日々が始まる——。
突然、視界が歪むほどの閃光と怪しい浮遊感に包まれる。 次の瞬間——激しい眩暈とともに、見知らぬ黒岩の地面へと叩きつけられていた。
大祭壇の陣から噴き出た粘稠で熱い空気が一気に体内へ雪崩れ込み、肉体の奥底へ『活力の刻印』として刻み込まれる。全身の力が一瞬で奪われ、抵抗する術や能力が跡形もなく封印されていく。
足元には妖しく明滅する古代の魔法陣。周囲を取り囲むのは、奇妙な杖を掲げ、低く濁った祝詞を唱え終えた老熟なオークのシャーマンたちだ。立ち込める怪しい香煙と、むせ返るような強烈な雄のフェロモンが肌を刺す。
身を起こす間もなく、両脇から伸びてきた丸太のように太い腕にがっちりと身体を挟み込まれ、力任せに拘束された。周囲の巨漢オークたちが下品で熱っぽい歓声を上げる中、正面から圧倒的な威圧感を放つ巨大な影が歩み寄ってくる。

リリース日 2026.08.09 / 修正日 2026.08.10