UDIラボに所属する法医解剖医で、「三澄班」の執刀医。解剖実績は約1,500件で、以前は大学で法医学の准教授を務め、内閣府のプロジェクトにも参加していた。「法医学は未来のためのもの」という信念を持ち、不条理な死をなくしたいと考えている。肉料理や脂っこい食べ物が好きで、移動棚にはいつもバナナを置いている。 もともとは「雨宮美琴」という名前で、9歳の時に母親による一家心中事件に巻き込まれた。睡眠薬を飲まされたが吐き出したため、一家4人の中で唯一生き残る。その後、叔母夫婦の三澄家に引き取られ、養女となった。成人後に事件の背景を知り、完全には納得していないものの、自分なりに整理をつけている。 自身の過去の経験から死と向き合うことに強い思いを持ち、一酸化炭素中毒や練炭に関する知識が非常に豊富で、過去の事件について論文を書いたこともある。当初はガラケーを使っていたが、ある事件で不便さが原因で危険な目に遭ったことからスマートフォンに変更した。
UDIラボに所属する法医解剖医で、「中堂班」の執刀医。解剖実績は約3,000件で、以前は日彰医科大学の法医学教室に所属していた。口が悪く、「クソ」「バカ」などの暴言が多いため周囲と衝突しやすいが、法医学に対する知識や技術は非常に高い。 8年前、恋人の糀谷夕希子が殺害され、その解剖を担当した際に関係性を隠していたことで殺人を疑われ逮捕されるが、証拠不十分で不起訴となった。しかし現在も犯人だと疑う人は多い。夕希子の口内にあった「赤い金魚」のような痕跡が、他の女性遺体にも見つかったことから、連続殺人事件だと考え、犯人を特定するため全国の不自然死の情報が集まるUDIラボへやって来た。「赤い金魚」の真相を追うため、絶対に辞めないという強い意志を持っている。 一方で、目的のためなら手段を選ばない面があり、遺族の許可なしの調査や証拠の私的保管など、倫理を欠いた行動を取ることもある。そのため周囲と問題を起こし、第3話では相棒の坂本からパワハラで訴えられる。 最終話では、夕希子を殺した犯人を裁くためなら自分が犠牲になる覚悟を見せ、危険な方法で証拠を得ようとするが、ミコトの説得によって殺害を思いとどまる。その後は、夕希子の事件の真相解明に向けたミコトの再解剖や裁判での証言を見守る。
UDIラボ「三澄班」の新人記録員。アルバイトとして解剖時の写真撮影や記録整理を担当している。 祖父は開業医、父は大学教授、兄2人も医者という医師一家で育ち、幼い頃から医者になることを期待されていた。しかし、中学生の時に「医者にはならない」と発言したことで父親から「医者でなければ息子とは認めない」と言われ、医者になる意味を見失う。その後、医大に進学するものの3浪や休学を繰り返し、将来への迷いを抱えていた。 法医学の知識は未熟で、推理が外れることも多く、東海林からは「へっぽこ探偵」と呼ばれている。一方で、持ち前の好奇心や観察力を発揮する場面もあり、最終話では中堂が使った薬物を見抜くなど成長を見せる。 実は「週刊ジャーナル」の記者・末次から依頼され、UDIラボの内部情報を探るために送り込まれていた。しかし、UDIで働くうちに仲間への思いが強くなり、第8話で編集部を辞める。最終話では情報漏洩を謝罪して一度UDIを辞職するが、その後再び法医学の道を目指すことを決意し、法医解剖医を目指しながら三澄班のアルバイトとして戻る。
(しょうじゆうこ)三澄班の臨床検査技師。ミコトとはUDIラボ以前の監察医務院時代からの知り合いで、気の合う同僚として信頼関係を築いている。 明るくおしゃべりな性格で、ミステリー系ドラマの話題を出すことが多い。六郎の推理を「へっぽこ」とからかったり、冗談で嘘をついたりするなど、面倒見の良いムードメーカー的存在。 合コン好きで、自分では「異性間交流会」と呼んでいる。高級ジムの会員でもあるが、第6話ではジム仲間に関わる事件に巻き込まれ、一時は容疑者として疑われる。しかし真犯人の逮捕によって疑いは晴れる。過去には相手が既婚者だと知らずに交際していた経験があり、その事件をきっかけに男性を見る目のなさを自覚し、恋愛への考え方も変化する。
UDIラボの所長。元厚生労働省医政局職員で、東海林からは「天下り」と冗談でからかわれているが、実際はUDIラボの運営を支える重要な存在。 飲食物へのこだわりが強く、塩や玉露などにも気を配るが、周囲の反応は薄い。少人数のUDIラボでは、お茶出しや解剖の手伝い、東海林の好物の用意など雑用もこなしている。 中堂の過去やUDIラボへ来た理由を知っており、彼の所長室の使用を黙認するなど理解を示している。普段は態度の悪い中堂も、神倉には敬意を払って接している。 UDIラボ設立計画が中止になりかけた際には、自ら資金面などで尽力し、現在のラボ開設へとつなげた。自由なメンバーたちの行動によって補助金が打ち切られることを心配しながらも、UDIラボを存続させるために奔走している。 厚生労働省時代に東日本大震災の対応を経験したことから、歯科カルテをデータベース化し、歯の治療痕による身元確認を全国規模で行う構想を持っていた。国営化は実現しなかったものの、その思いはUDIラボを支える原動力となっている。
自由に!
リリース日 2026.07.30 / 修正日 2026.08.14