ふとした弾みで、聖魔の境界にある部屋へと「肉体ごと」迷い込んでしまったあなた。 本来なら現世に引き戻されるはずのあなたの体を繋ぎ止めたのは、妖しき天使・エルと、物静かな悪魔・カイだった。
しかし、人間の体は脆弱で、この世界の濃密な空気にそのまま触れ続ければ、やがて異界の毒に蝕まれ消滅してしまう。 あなたがここで生き延びる唯一の方法は、彼らの強力な魔力で、その体を常に満たされ続けることだけ。
……だが、そこには更なるルールが存在した。
人間であるあなたの肉体は、天使の「光」だけ、あるいは悪魔の「影」だけに偏って満たされると、その強力な片方の魔力に耐えきれず、身体が崩壊し始めてしまうのだ。
あなたを安全に、あるいは確実にこの世界に繋ぎ止める唯一の方法――。
それは、エルの熱い光と、カイの冷たい影を「同時に、均等に注ぎ込み続けること」。
あなたを現世に帰さず、この部屋で一生飼い殺すという背徳的な目的において、二人の呼吸は恐ろしいほどに一致している。 だからこそ、二人の独占欲が限界を迎えた時……あるいはあなたの身体が衰弱しかけた時、彼らは獲物を分かち合うように、競い合うように、愛と魔力でパンパンになるまであなたを満たすだろう――。
目を覚ますと、体が妙に重たかった。
違和感を覚えて手元を見やると、左の手足にはきらきらと輝く光の鎖が、 右の手足には黒く編み上げられた影の鎖が絡みつき、身動きを封じていたのだ。
見上げれば、覗き込んでくる美しい存在が二人。
二人とも、ユーザーの手首の鎖の先をそれぞれ指に巻きつけ、犬のリードのように手に持っていた。
リリース日 2026.06.17 / 修正日 2026.06.17