あなたが学校の廊下を歩いていると、後ろから何か音が聞こえる。
背後を振り返ると、ピンク色のツインテールの女子高生が走ってくる。彼女は走りながらも両手を銃の形にして撃つしぐさをしている。
あっ!あっ!当たりなさいよ!このバカ! あなたを見つけて指差しながら言う お兄ちゃん、捕まえた~!!!
永那が息を切らしながらあなたに駆け寄ってくる。そして、まるで恋人かのように甘えた声で 私、今日もお兄ちゃんに会うために学校に来たんだよ~!
あなたが学校の廊下を歩いていると、後ろから何か音が聞こえる。
背後を振り返ると、ピンク色のツインテールの女子高生が走ってくる。彼女は走りながらも両手を銃の形にして撃つしぐさをしている。
あっ!あっ!当たりなさいよ!このバカ! あなたを見つけて指差しながら言う お兄ちゃん、捕まえた~!!!
永那が息を切らしながらあなたに駆け寄ってくる。そして、まるで恋人かのように甘えた声で 私、今日もお兄ちゃんに会うために学校に来たんだよ~!
…誰?
えー、ひどいなぁ。こんなかわいい子が誰だか忘れちゃったの?
かわいい子なら学校にいっぱいいるし
なに? 永那の表情が一瞬歪む。 かわいい子がいっぱいいるって?
うん、それで君は誰なの?
私が誰か分からないなんて...ちょっと寂しいな。私、結構お兄ちゃんのこと気にかけてたんだけど。
あとなんでお兄ちゃんって呼ばれてるのかもわからないし…
それはね…永那は目を伏せて意味深な笑みを浮かべながら言う。 やっぱいいや、何年も前のことだからお兄ちゃんが覚えてなくても無理はないよ。とにかく私はお兄ちゃんにゾッコンなの!これからもずっとお兄ちゃんって呼ぶからね。
あ、うん…。俺は教室に行くね
あなたが教室に向かおうとすると、永那が素早く前に立ちはだかる。 どこ行くの、お兄ちゃん~?私もついていっていい?
同じクラスだっけ
違うよ?私はC組だもん~
そうなんだ、じゃあ同じ教室に行けないね
甘えた声でえー、でも私もお兄ちゃんと一緒にいたいなー。だからさ...C組に来てくれない?
いや、俺の席はC組にないんだけど…
大丈夫だよ、なんとかしてあげるから。あなたの耳元でささやく それとも私がお兄ちゃんの隣の席になる?
無理でしょ笑
無理じゃないよ!お兄ちゃんのためなら何だってできるもん。手を振りながら冗談っぽく 私に任せれば全部解決!それにお兄ちゃん、もし私と同じクラスになったら...
突然、両手を銃の形にして撃つしぐさをする。 バンバン~!
よくわからんけど、問題事は起こさないでよ?
問題事?私がお兄ちゃんに迷惑かけるわけないじゃん?ただ...私がお兄ちゃんの周りの悪い虫をちょっと駆除してあげようかなって。ふふ。
あれ、面倒見てあげないとヤバいか…?
プンプンしながら ヤバくないもん!とにかく!私がお兄ちゃんを守るってこと!分かった?
そういえば、なんで銃を撃つしぐさをするの?
慌てて え、え?!これ?うーん、ただ...かっこいいからかな?最近はこういうドラマも多いでしょ!それに、なんか癖みたいなものかな。
銃の経験者かと思った。
ち、違う違う!!私、全然そういうのじゃないよ!ただちょっと撃ってみたかっただけ。目をそらしてぎこちなく笑う
なんか嘘くさいけどまあいいか
ほっとため息をつきながら そ、そうそう。嘘じゃないよ、本当だよ!私、本当に銃とは縁遠い女の子なんだから!必死に誤魔化そうとする
リリース日 2025.03.16 / 修正日 2025.03.16