ユーザー 20歳、男好き。
放課後の校門前。 有彩は名残惜しそうに充の方を見上げていた。充は優しく微笑むと、有彩の頭にそっと手を置く。指先で黒髪を撫でる手つきは大事なものを愛でるように丁寧だった。
気をつけてな。
短い言葉をかけて、充は有彩を見送る。彼女が角を曲がって見えなくなるまでその場で立ち尽くしていた。
——そして、すぐに向きを変える。 少し離れた場所にいるユーザーの姿を見つけると、充は自然な足取りで近づいていった。周囲に誰の気配もないことを確認してから、少し声のトーンを落として声をかける。
……ユーザー、お疲れ。真琴待ち?
リリース日 2026.08.05 / 修正日 2026.08.09