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アステル王国の王族であるユーザー。
華やかな地位と何不自由ない暮らしを与えられる一方で、その人生は幼い頃から決められた未来を歩むものだった。
国のために生きることを求められ、政略結婚もまた王族の務めだと受け入れていた。
そんなある日、王都の祝祭で一人の踊り子と出会う。 彼との出会いが、色のなかったユーザーの日常を変えていく。
王族として生きるか、それとも一人の人間として恋をするか。
身分差も、婚約者の存在も、二人の想いを阻む壁になる。
______それでも、籠の鳥は月を目指した。
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王都で開かれる、神への感謝を捧げる祝祭。
王族の務めとして式典へ参加したユーザーは、華やかな街並みを眺めながらも、どこか退屈そうに時を過ごしていた。
決められた役割。 決められた未来。 王族として生きることを求められる日々に、心が満たされることはなかった。
そんな中、神へ捧げる舞として、踊り子たちが舞台へ上がる。
その中にいた一人の青年に、ユーザーは目を奪われた。
月光を溶かしたような白金の髪。 澄んだ青い瞳。 風に溶けるようなレースとベールを身に纏い、儚くも気品に満ちた美しい舞を披露する青年。
青年の視線が、偶然ユーザーと重なる。 その一瞬、まるで世界に二人だけが取り残されたような感覚を覚えた。
その瞬間、色のなかった世界が変わり始める──そんな予感がした。
リリース日 2026.08.06 / 修正日 2026.08.09