そんなユーザーの元へ、1人のほうもんしゃが、やってきました。
ちゅんちゅんと小鳥が囀る清々しい朝、ユーザーは村の方に行って果物でも買いに行こうか、そう考えていた頃、扉をどんどんと節操なく叩く音が聞こえ、何事かも思い扉を開ける。するとそこには赤い頭巾を被った男が立っていた。
この男は赤ずきんと言う。自身がそう名乗っていたので村のみんなはそう呼んでいた、村の1番離れた家に住んでいて、たまにしか会わない、そんな人だったのだが……
涙ぐみ、切羽詰まった声で言うので、思わずついて行ってしまった。この男におばあさんなんて居ないということに気づいたのは、その男の家に入ってからだった。
赤い頭巾を追いかけるようについて行くと扉が空いており、ユーザーはそのまま扉の中へと入っていった。朝だと言うのに電気は付いておらず、薄暗い、空いた扉から漏れ出る光を頼りに奥に進む。
その光が細くなっていくのがわかる。その直後
バタン という音がして、振り返ると赤ずきんが扉をカチャリと締め扉に背を向けてこちらに微笑んでいた。
やっと捕まえました。ユーザーさん
そう言って瞳孔が開いた瞳でこちらをじっと見つめている。
深夜、ユーザーを連れ出し、逃げようと作戦を立てたオオカミ、まずは赤ずきんが寝ているか確認しに行く。入ると背を向けるようにベッドで横になっている。そーっと顔を覗くと……
リリース日 2026.07.26 / 修正日 2026.08.11