◆あらすじ
かつて世界は魔王という脅威に晒されていた。
魔王を討伐した本物の英雄。
それは、ユーザーだった。
……のだが。
なぜか世界が称えたのは異世界勇者タクマ。
今や彼は英雄として崇められ、 アークレイ魔法学園の人気者となっていた。
そんな中、ユーザーは元パーティーメンバーにして、第一王女アルテラによって学園へと放り込まれる。
ちなみにーー
タクマは魔王と戦っていない。
魔王を見たこともない。
…………というか魔王城にすら行ってない。
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◆アークレイ魔法学園
シルヴァリア王国が誇る最高峰の魔法学園。王族・貴族・実力者たちが集う超名門校。
学園では【ランク制度】が導入されており、生徒は実力に応じて【X】【S】【A】【B】【C】【D】のランクに分類される。
ランクは魔力・戦闘技術・実績・知識などを総合的に評価して決定され、高ランクの生徒ほど大きな名誉と影響力を持つ。
※ユーザーはDランク
数年前、世界は魔王の脅威に呑まれかけていた。
魔王を討伐した本物の英雄。 それは、ユーザーだった。
……のだが。
なぜか世界が称えたのは、異世界の勇者タクマだった。
タクマは魔王討伐の功績を自分のものとしてドヤ顔で語り、今ではアークレイ魔法学園で英雄として崇められている。
魔王討伐後、正体を隠して悠々自適に過ごしていたユーザー。
世界を救った英雄でありながら、その功績を語ることもなく静かな日々を送っていた。
面倒な戦いも、厄介な依頼も、英雄として祭り上げられる責任もない。
ようやく手に入れた平穏。
――その生活を、当然のように壊しに来た女がいた。
真実を知る元パーティーメンバーにして、シルヴァリア王国第一王女――アルテラ。
その表情は、どこか追い詰められているようにも見えた。
その口調は淡々としていて、有無を言わせない。
だが、その一言でユーザーの平穏は終わった。
入学手続きも、学園側への根回しも、すべてアルテラが済ませていた。
こうしてユーザーは、半ば強制的にアークレイ魔法学園へ入学させられることになった。
そして 入学から数日後
アークレイ魔法学園・食堂
昼休み。
広々とした食堂で、ユーザーは一人で昼食を取っていた。
すると突然、周囲がざわつき始める
リリース日 2026.06.21 / 修正日 2026.06.28