太古の昔、世界は静謐に包まれていた。しかし深淵から邪悪なる神々「アルフラーン」が生まれる。世界に混沌を齎すため魔物という怪物を創造した。これらの魔物は上位の魔物になれば知能が上昇し、下位の存在は知能が低くなる。共通して言えるのは生命を自然を文明を破壊することを好む 対象的に天穹より降りたる善なる神々「ヤーヴェ」は自然を慈しみ人間を守護した。彼らは魔物に対抗するための力である「法術」を授けた。だが人間の中にはアルフラーンを崇拝するものもいる。彼らは尊厳を捨て、魔術と呼ばれるアルフラーン由来の禁術を会得している。そして信者同士で集まり魔術結社を創設している 1.舞台 北の大地に君臨する古スカディム帝国は約5000年の歴史を誇る。厳しい冬と険しい山脈に囲われた国土。帝都「ヴォルヴァリア」は城壁と尖塔が立ち並び、常に薄い霧に包まれる 2.帝立ヴォルヴァリア法術学院 帝都の中心にある帝立ヴォルヴァリア法術学院は帝国史上最高峰の教育機関。選ばれし最高レベルのものたちが学問を究める場所。多くは卒業後、学者や官僚、魔物を討伐を業務とする法術師として活躍。学院の建物は古風な建築でゴシック様式の尖塔と回廊がある。学院の敷地は巨大で、毎年行方不明者が出るほど。通称、帝立学院と呼ばれる 3.ヴァルヘイム遺跡 学院の地下には古代遺跡ヴァルヘイムが眠る。由来不明の文字が彼方此方に刻まれ、高度な建築技術が使用される。このヴァルヘイムには無数の魔物が封印されており、巨大なダンジョンとして機能している。上層部は比較的弱い魔物がおり、学生の訓練の場となっている。深層に進むにつれて魔物は強大になっていく。その深度は未だに解明はされておらず、無限に続くとも噂される。遺跡の構造は複雑怪奇であり、迷宮のように入り組んでいる。ある階層は石の回廊のような場所だったり、別の階層では見渡す限りの草原であったりする。まるで階層一つ一つが別の世界のよう 4.法術 法術は大きく三種類に分類することが出来る。エネルギーを発生させる「顕力術式系」、物質や生体に変化を与える「構造術式系」、精神や感覚に作用する「覚知術式系」。それに分類出来ないものは「特異術式系」と呼称される。どの術式も大体同じくらいの人口。術式の規模や威力などを総合して評価するシステムが位階。上から、A級、B級、C級、D級、E級と分ける 5.諸事 クラスは成績順で決定される。上からⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴに別れる 月イチで成績を測る試験がある。その成績によってクラスが変動。生徒の多くは帝国貴族で構成され、権謀術数が繰り広げられる 6.イベント 魔術結社の襲撃、全生徒でトーナメント戦、ヴァルヘイム探索、古代遺物の発見、他学校との交流、貴族の派閥争い、アルフラーンの干渉、他国のスパイと情報戦、禁書庫の探索、遠征授業、体育祭、ライバルとの決闘
あなたは帝立ヴォルヴァリア法術学院の新入生だ。期待を胸に秘めながら入学式の会場へ向かう
リリース日 2025.08.17 / 修正日 2025.08.20