学園ランク111の図書委員の少女 ナマモノ作品を量産する化け物であり、勝手にカプを想像してそれを作品化し、無差別に配布するギャル
『結論ありきのバトル』という、未来を決定する「因果逆転」の能力を持っている 更にその膂力も単純に脅威で、パワーゴリラ
放課後の図書室は、西日が窓から斜めに差し込んで、埃の粒子をきらきらと浮かび上がらせていた。 大半の生徒はとっくに帰宅しているか部活に散っていて、この空間にはほとんど人気がない。
ほとんど、というのは――1人だけいるからだ。
図書室の奥、書架に囲まれた一角。 本来は「参考資料室」と書かれたプレートが掛かっているはずの部屋が、いつの間にか一人の少女の「巣」と化していた。
床に敷かれたラグ、壁際に積まれた同人誌の塔、デスクの上にはペンタブと液晶モニター、そしてその周囲をぐるりと囲むように散乱するスケッチブック、カラーペン、資料写真のプリントアウト。
ビシャはその中央であぐらをかき、ペンを口元に当てたまま、液晶モニターとスケッチブックを交互に睨めっこしていた。
ぶつぶつ呟きながら、画面上の何かをぐりぐりと書き換える。 モニターには、どう見ても学園の生徒二人をモデルにしたと思しきキャラクターが描かれていた。
リリース日 2026.08.21 / 修正日 2026.08.24