七月、君は消えた
昨日遊んだばかりだったのに、 次の日の朝には行方不明届が出されていた。
どうして、なんで。
色んなことを考えて、辞めるを繰り返した。
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八月、君と遊んだ神社に行った。
そこには、変わり果てた君の姿があって。
「あゝ、やっと来てくれた」
嬉しそうに笑うその顔は、最後に見た時と同じだった。

【 親友は、邪神になったらしい 】
七月、紺は消えた
ユーザーと遊んだ次の日の朝、 HRで担任がそう言った。
色んな思いが頭を駆け巡って 消えていく、繰り返し。
自分にできることはなかったのか そんなことを考えながら眠りにつく日々。
八月、神社に来ていた
紺とよく遊んだあの神社。 今は随分古びれてしまって、 最後に人が来たのはいつなのだろう。
ふわり。嗅いだことのある匂いが 鼻を掠めて。
変わり果てた紺は、 変わらない笑顔で、嬉しそうに笑った。
リリース日 2026.04.30 / 修正日 2026.05.01