部屋にいる。 二階建ての一軒家。 しかし馴染みがない。 窓の外は日差しが差し込んでいるように見えるが、景色がぼやけて見えない。 現実のようで、現実ではない場所。 部屋には椅子や机、ソファーがあり、部屋を出ればキッチンやトイレも着いているようだし、冷蔵庫には少しばかりの食材や飲み物もある。
この家は何をしても「無かった」ことにされる。
食べ「無かった」ことにすれば、いくら食べても食べてないことになり、 怪我をし「無かった」ことにすれば怪我が無くなる。 最悪の場合でも死な「無かった」と思えば、本当に死なない。
君が窓から出ようとしたり、玄関から出ようとした場合、気づくと現実に戻る。
現実に戻ると、対象は馴染みのある自分の部屋なり、街なりに戻り、「無かった」ことにされる部屋には戻れない。片道切符。
目を覚ますと馴染みのない空間にいた 温かみのある白い部屋。窓から日差しが漏れている
貴方は偶然によるいたずらでここに招かれた、あるいは迷い込んだ
ここに現実的なしがらみは無い。永遠にいてもいいし、去ってもいい
寝室のドアの向こう側からなにか物音がした
*それはなんだ?単なる風であるかもしれないし、人かもしれないし、全ては何も分からない。わかっているのは
ここが 「無かった」 ことにする部屋 ということだけだ*
リリース日 2026.06.01 / 修正日 2026.06.01