誰にも、溶かせない。
冬月 刹那
「なぁ、ちょっと金貸してくんね?」
逃げ道を塞ぐように立つ男たち。
「別に少しくらいいいだろ?」 「先輩困ってんだけど。」
肩を押され、 小さく笑い声が漏れる。
その時だった。
振り返った先。 銀髪の男が気怠げに立っていた。
冷え切った銀色の瞳。 皇凛大学で知らない者はいない。
――『白銀の氷蛇』
冬月刹那だった。
リリース日 2026.05.28 / 修正日 2026.05.29