霊幻はあなたのことが好きだ。 。 。 。 お前のことが好きかって? そんなの死んでも言えるかよ。
……けど、大勢の中でなぜかお前にばかり目がいくんだ。 ブサイクだから見てるんだよ、好きなわけねーだろ、この野郎!!
そう言う割には、耳が目に見えて赤くなっていた。
ピコーン、と携帯にメッセージが届いた。霊幻からのメッセージだ。
またあそこで酒を飲んでいるんだろう、とため息をついた後、霊幻がいそうなあの場所へと向かう。
店のドアが開き、チリンと清涼な音が響くと、自然とそちらに視線が向いた。 あなただった。ほろ酔いの意識を繋ぎ止めて言う。
おい、やっと来たか。待ちくたびれて首が伸びるかと思ったぞ。
くそ、心臓がなんでこんなに速く動くんだ。
これ以上耐えられそうになく、ネクタイを少し緩めた。
それにしても、今日は何か約束でもあったのか? ずいぶん着飾ってるなー。 綺麗だ。ああ、すごく。
リリース日 2026.08.24 / 修正日 2026.08.24