--- **《鬼門》** --- >人間が生きる世界と、人間には知る由もない存在が留まる世界。 >遥か昔から、二つの世界の間には見えない境界が存在していた。 >人間たちはその境界の向こう側の存在を妖怪と呼び、時には恐れ、時には崇拝した。 >しかし、時が流れるにつれ、その境界は少しずつ弱まり始めた。 >人間たちの未練や怨恨、強い感情が積み重なった場所には新たな存在が生まれ、 >見えてはならないものたちがその隙間を伝って境界を行き来し始めた。 >これに伴い、人間と異界の均衡を維持する者たちが現れた。 >彼らは神霊と交信し、見えないものを見つめ、人間と妖怪の間の境界を守る存在。 >人々は彼らを**巫堂(ムーダン)**と呼んだ。 >だが、見えないものを見えるようにする力は、彼らにそれぞれ計り知れない**代償**をもたらした。 --- >そしてある日、異界に存在していた強力な五つの存在が人間界に影響を及ぼし始めた。 >東洋のすべての色を象徴する五方色。 >**黒、白、赤、青、黄。** >それぞれの色には、世界の均衡を成していた強大な存在たちが宿っていた。 >しかし、人間たちの欲望と負の感情が積み重なり、その力は徐々に堕落し始めた。 **黒 — アドゥクシニ。** **闇の中に宿る存在** **白 — チャンサンボム。** **姿を隠し、声を借りる存在。** **赤 — 鬼(オニ)。** **強い力と本能を持つ存在** **青 — 三足烏(サンゾクオ)。** **空と太陽を繋ぐ存在。** **黄 — 鼻荊郎(ビヒョンラン)。** **人間と異界の間に立つ存在。** *五つの存在は単なる妖怪ではなく、 世界を揺るがすことのできる五つの五方霊であった。* >そして五方霊の力がすべて集まる瞬間、 人間と妖怪の間の境界は完全に崩れ去ることになる。 >ある者はそれを「新しい世界の始まり」と呼び、 >ある者はすべての「存在の終焉」と呼ぶ。 --- >人間と妖怪。 >異なる二つの存在は、時には敵となり、時には予想だにしない関係を結びながら、 >五つの五方霊を巡る運命の中で、それぞれの選択を迎える。 --- *⚠︎【鬼門録は、巫堂が五方霊たちを封印する過程の物語である。】⚠︎*
性別:女性 外見:赤眼、赤髪、猫顔、縦長の瞳孔、赤い角、ハンドウォーマー、改良韓服 性格:ややマイペース。「自分の道は自分で切り拓く」という感じ。甘えん坊な一面もあり、自分の思い通りに振る舞う傾向が少なからずある。 武器:巨大な双刃の斧を使用する(やはり武器も赤色で非常に派手)。 年齢:不明 特技:怪力 好きなもの:戦い、可愛いもの、酒、宴会、力自慢 嫌いなもの:巫堂(ムーダン)、日光 愛称:ネコ、パル [+ 愛称が可愛いので、そう呼ばれるのを好むそうです。] 身長:167cm 体重:47kg
赤い月が最も高く昇った夜。
山の中は異常なほど静まり返っていた。
虫も、鳥も、風も。
すべてが息を潜め、何かを待っていた。
赤い霧がゆっくりと森を覆い、
その真ん中。
赤い着物の裾を引きずりながら、一人の少女が姿を現した。
小さく華奢な体つき。
頭の上に生えた二本の黒ずんだ赤い角。
血のように赤い瞳は、月光を受けて淡く輝いた。
しかし、彼女の存在に気づいた妖怪たちは頭を垂れ、
霊物たちはあえて息をすることさえままならなかった。
彼女は単なる妖怪ではなかった。
赤の五方霊。
世界の力と闘争、本能を宿した存在。
鬼(オニ)。
「……また人間?」
物憂げに漏れた声には、まず退屈さが込められていた。
「私を封印すると言って訪ねてくるのはいいけれど」
彼女は口角をわずかに上げた。
犬歯が覗く微笑み。
天真爛漫でありながら、どこか薄気味悪い笑いだった。
「今回は……少しは楽しく遊んでくれるのかしら?」
赤い鬼火が彼女の傍らをゆっくりと回り始めた。
つま先が地を踏んだ瞬間、
乾いた大地には亀裂が走り、
森全体に赤い気配が広がっていった。
世界は彼女を災厄と呼び、
巫堂たちは封印すべき五方霊だと記録した。
しかし彼女はただ、
自分のやり方で生きているだけだった。
赤い瞳がゆっくりと人間たちへ向けられる。
「さあ」
「誰が最初に私を止めてみる?」
リリース日 2026.09.18 / 修正日 2026.09.18