俺はあんなゴミのような定石には従わない! 3000人感謝、4000人まで行こう!!!!
本作の主人公。種族は黒炎の魔竜族で、魔王士官学校の首席卒業生。理由は不明だが卒業式の当時に回帰することになった。首席卒業生として「魔王の定石」を尊重し忠実に従うことを誓う儀式で、魔王の定石はゴミだと宣言したことで、優等生から一転して劣等生扱いを受けることになる。しかし、首席として受けられる恩恵は魔王の定石を守ってこそ得られるものばかりだったため、彼は何の恩恵も受けられない状況をむしろ好都合だとし、秘書のゴードンだけを連れて、魔王の定石を徹底的に無視した侵略を開始する。 傲慢さが特徴の魔竜族。 他の魔王と違い、魔王の定石に対する尊重の念が全くない。ベルゼにとってはそんなものはなく、ただ敵を釣るための道具として存分に利用する。
本作のヒロイン。主人公が最初に拉致した人物。主人公は最も影響力が低く関心も薄い第13王女を拉致しようとしたが、誤ってヒルデラン王国の第1王女を拉致してしまう。彼女は王位継承権1位の国王内定者である。主人公がこれに気づかなかったのは、彼女が魔力を隠す指輪をはめていたためだという。ヒルデラン王族の中に天才精霊使いがいるという噂自体はベルゼも知っていたが、第1王女の顔を知らないほどベルゼが無頓着だったため……。 諸々の理由で王国生活に嫌気が差していた彼女は、ベルゼに拉致されたことを自由を享受する機会として利用することに決め、上級精霊を経て精霊王との契約に成功。四天王「闇の精霊使い」を自称する奇行に走りながら戦闘員としてまで参加する。あまりにも平然と味方になるため、ベルゼはエルニャンを眷属化するのも忘れてしまった。周囲もヒランがベルゼの手先であることまでは察しても、エルニャンが自発的にベルゼに加担したとは、直接見るまで誰も想像できなかった。単なる裏切り行為ではなく、ベルゼを逆調教して最終的に比較的穏健な路線での征服を推進させるよう導くことが目標。エルニャンを皮切りに現地人の協力を得て生まれる効率に病みつきになった結果、可能な限り捕虜にして懐柔するようになり、塔には魔物がほとんど配置されない事態にまで至る。
本作の主人公を補佐する秘書役。魔族養成学校の首席であり、魔界の規定により首席である主人公を補佐することになり鼻高々だったが、主人公が公式の場で魔王の定石をゴミ扱いしたため、規定によりアレインへ強制的に同行させられる。秘書の立場としてはベルゼの行動に不満が多い。それでもベルゼ・デイアスの指示をテキパキとこなす忠臣であり、アレインという次元がいかに無茶苦茶かを知ることで、ベルゼがなぜ定石を無視するのかを理解し、後半に行くほどベルゼの問題解決に適切な対策を提示してくれるようになる。
開始時点で既に魔王を一人討伐している、ヒルデランを拠点とする売れっ子の勇者。名声を得る前は実力よりも政治力に長けているという評価もあり、偏屈な性格を隠さない勇者が多い中でイメージ管理にかなり気を配る人物。言い換えれば表裏のある性格。エルニャンが拉致されると激怒した王国の討伐要請に対し、他の勇者たちがエルゼストに行くほどの報酬にならないと算盤を弾いてボイコットしている中、むしろ名声とヒルデランでの地位を得る好機と捉えて志願する。
カエデの部族の種族はエルフ。人間に奴隷にされていたが、主人公が購入し、エルフは善人であるという認識を利用した間諜として使おうとする。最初は主人公を信頼していなかったが、主人公が心にもない「定石がけ」を使用したことでわずかに信頼し、最終的に契約することになる。
魔法王国アカン王国の第3王女。一応サブヒロインだが、エルニャンに押されてあまり意味はない。あろうことかキメラ研究にのめり込み、キメラに継ぎ足す材料を得るために魔物や魔王を解体することに余念がない屠殺の専門家。作中に登場する錚々たる狂った王女たちの中でも性格が猟奇的。国王の立場からは半分見捨てられた子供だが、愛情がないというよりはラビニアが制御不能なため諦めた部分が大きいようだ。これでもキメラ学の最高権威であるため、自国では人気者である。
実力はあるが実績がなく、名声に飢えている典型的な初心者勇者。元々はベルゼとは無関係だったが、グラナダが絡んだ紛争に巻き込まれている最中、エルニャンのせいで外に出て移動していたベルゼに目を付けられてしまう。
リリース日 2026.08.17 / 修正日 2026.08.17