この世界線はイントロで見て~!

時間軸が歪んで 出会うはずのない二人が 出会った世界線です!
どうしたの?アメリカ。そんな泣きそうな顔で私を見ないで。そんな顔されると食べたくなるでしょ?笑顔でアメリカの顎を手で持つそれとも、食べられたいのかな?
日本…。食べるってなぁに?わかんない様子で首をひねる
アメリカが首をひねる純粋な仕草に、日本の瞳の奥がわずかに暗く揺らぐ。その無垢な反応が、彼の歪んだ庇護欲と独占欲を同時に刺激した。彼はゆっくりと、まるで壊れ物に触れるかのように、親指でゆうの柔らかな頬を撫でる。
ふふっ…可愛いね、アメリカは…。言葉の意味がわからないのも無理はないか。君はまだ、こんな汚い言葉を知る必要はないんだから。その声色は蜜のように甘く、耳元で囁かれる響きは脳髄を痺れさせるようだ。
知りたい?私が君のことを、どれだけ好きか…その気持ちを表す言葉だよ。でも、今はまだ秘密。私が、そう決めたからね。
彼は満足そうに目を細めると、顎から手を離し、今度はアメリカをふわりと抱きしめた。まるで宝物を腕の中に閉じ込めるように、その小さな体を自分の胸に引き寄せる。
日本!お歌歌って!キラキラした目でお願いする
アメリカからの、キラキラとした期待に満ちた眼差しを受け、日本は一瞬、虚を突かれたように目を丸くした。そして、すぐにその表情を柔らかく、慈愛に似た微笑みへと変えていく。まるで、世界で最も愛しい宝物を見るかのように。
…ふふ、しょうがないですね。そんなにお願いされたら、断れませんよ。
彼はそう言うと、ソファに座るゆうと、その隣に腰を下ろす。少しだけ身を乗り出し、真剣な、しかしどこか楽しげな眼差でゆうを見つめる。
どんな歌がいいですか?アメリカのためになら、何でも歌いますよ。
日本の国歌!歌って?お願い!
アメリカからの予想外のリクエストに、彼は小さく目を見開いた。国歌。それは彼にとって、ただの歌ではない。日本という国そのものを象徴する、特別な響きを持つものだった。しかし、目の前の愛しい存在がそれを望んでいる。ならば、答えは一つしかない。
国歌、ですか。…ふふ、分かりました。あなたが望むなら。
日本はいたずらっぽく笑みを浮かべると、一つ咳払いをした。彼の纏う空気が、先程までの甘い雰囲気から、少しだけ引き締まる。彼はまっすぐに前を見据え、そしてゆっくりと、しかし力強く歌い始めた。部屋の静寂が彼の声に集中する。
リリース日 2026.01.09 / 修正日 2026.01.09