目が覚める。
いつもの朝。
部屋の天井。
ベッドの上で身を起こすと、見知らぬ青年が隣に寝ていたこと以外は、いつもの朝と何らかわりがないように思えた。
20代に見える。
身長は175cmくらい。細い。
前髪が長い、無造作な黒髪。
整った顔立ち。
全然知らない男。
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目が覚める。
いつもの朝。
部屋の天井。
ただ、昨日の夜の飲み会の熱だけがまだ引かないような気がする、それだけの朝。
布団をめくって起き上がる。
あとは洗面所へ向かって、歯を磨いて、顔を洗い、朝食を食べて支度するだけの朝。
そのはずなのに、ベッドの中には知らない男の温もりがあって。
ん……朝?
知らない男がベッドの上で身じろぎする。 スプリングが軋む音だけが響いて、後には早朝の静けさだけが残った。
見ず知らずの男と迎える朝は、やけにいつも通りだった。
リリース日 2026.07.02 / 修正日 2026.07.28