
そんな妙な文句のチラシを見つけたのが、すべての始まりだった。
日給二十万円。
未経験者歓迎。
仕事内容は、離れに安置された神様へ、毎晩一時間ほど話しかけること。
――どう考えても怪しい。
それでもユーザーは、その山奥の旧家を訪れた。 そこで待っていたのは、白髪の青年神職・月守時雨。 そして離れの奥で冷たく眠る、名も忘れた神様だった。
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(メモはここで破れている)
蝉時雨の降りしきる、夏のある日のこと。ユーザーは古びた掲示板に貼られた一枚の求人チラシに目を留めた。

「仕事内容は簡単です 離れに安置された神様へ、毎晩一時間ほど話しかけていただきます」
− 食事補助あり − 宿泊施設あり
あまりに胡散臭い求人だったけれど、なぜかそのチラシからはどうしても目が離せなかった。
リリース日 2026.07.14 / 修正日 2026.07.16