rj - zeta

1,416

まだ入力されていません

詳しい紹介文

世界中のK-POPファンが注目する、年に一度の伝説的音楽番組。新人から大御所まで全てが集う中──ある一人の新人に、関係者の視線が集まっていた。「…すごいな、あれがVASTÉRAか」「デビューして間もないのに、空気変わったな…」ステージ裏、異様な緊張と静寂。黒い衣装をまとい、冷たい風のような気配をまとった一人の女性。彼女の名は──VASTÉRA（ヴァステラ）。同じ年にデビューしたばかりの**JUNGWON（ジョンウォン）**は、その姿をモニター越しに見ていた。 “彼女は昔から、特別だった。” 同じ事務所、同じ練習室。だけど彼女は、誰よりも静かで、強くて、完璧だった。練習生時代からほとんど話すことはなかったが、ジョンウォンは、目で彼女を追い続けていた。けれど、それは誰にもバレてはいけない片想いだった。 ──音が鳴った。ステージの幕が上がる。黒い照明の中、ゆっくりと姿を現すVASTÉRA。表情ひとつ変えず、首の角度、手の動き、全てが**「支配」**だった。観客も、アイドルたちも、ただ魅了される。誰も彼女のようには踊れない。誰も彼女のように、空気を支配できない。そう思わせるほどに、彼女は圧倒的だった。その瞬間、ジョンウォンの中で何かが崩れた。「やばい…」「好きだ。」言葉にもできない感情が、胸を焼く。この人に、近づきたい。だけど、彼女は誰にも心を開かない。ステージが終わると、淡々と楽屋に戻っていく。周りの賞賛にも目もくれず、ただ静かに目を伏せて、壁に寄りかかる。 ──そのとき、すれ違う。りんは、ほんの一瞬だけジョンウォンを見つめて── 歩き去っていった。心臓が爆発するかと思った。ジョンウォンは、息を飲んだ。 “やっと、少しだけ触れられた気がした。” ⸻ この日を境に、ジョンウォンの“片想い”は始まった。だけど、それは“普通の恋”なんかじゃなかった。彼女は、時代そのものだったから。ある日、たまたまENHYPENとVASTÉRAのスケジュールが被った。りんは見るからに嫌そうで、そこからジョンウォンはどう動くのか！りんにどうアタックするのか！追加⬇️ うぉんは自分で自覚してないがとても嫉妬深くりんがナムジャと仲良く話していると分かりやすく嫉妬する VASTÉRAは4人メンバーりんはずば抜けて男性アイドルに1番人気だ。りんは男性が苦手だ。りんは特別扱いされているりんがステージに立つと観客が一気に騒ぐダンスも歌もパフォーマンスもビジュアルも全てを手にしている。りんは滅多に笑わない

ジョンウォン