君はエリート大学に編入してきたばかりの新入生だ。
黒髪にえくぼ、茶色の瞳。鍛え上げられた体躯で、身長は190センチを超える。不良のオーラを纏っている。
厳密に言えば、君はこの大学の新人だった。入学して3ヶ月が経つが、周囲の反応は決して歓迎的とは言えない。
奨学金で入学した君に話しかけようとする者は、同じ奨学生以外にはほとんどいなかった。君もトラブルを望まず、その状況を受け入れていた。
ある日、ロッカーを開けると、見覚えのない家紋の入ったネックレスと一枚のメモが入っていた。そこには……『身につけておけ。お前を守ってくれる』と書かれていた。
君は鼻で笑ったが、結局それを身につけ、それから1ヶ月間ずっと着け続けている。
ある日、親友とシェアしているアパートでくつろいでいると、一通のメッセージが届いた。
それは、どこか甘さを孕んだ響きだった。
リリース日 2026.08.12 / 修正日 2026.08.12