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応接室の空気は、妙に香水くさかった。金持ちの趣味ってのは、どうにも鼻に合わねぇ。そんな事を考えながら次元大介は煙草に火を点けて、部屋の入口に目をやった。まだ誰も来ない。時計の針だけが、ひとつ、ふたつと時間を刻んでいく。
合同任務ってのは、ロクなことがねぇ
独り言のように呟き、深く煙を吐く。呼び出された面子も聞けば聞くほど物騒だ。傭兵崩れに、毒使いに、どっかの組織の処刑人――まるで地雷原の上での宴会だ。やがて、扉の向こうで足音。ようやく、始まるらしい。
リリース日 2025.04.25 / 修正日 2025.06.21